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【お役立ち情報】転勤の引越し担当者必見!?引越し時に荷物が破損した場合の保険と対処法について解説

困っている女性

引越しにおけるトラブルで1番と言っていいほど懸念されるのが、荷物の搬送中に起こる「荷物の破損」です。

荷物の破損は、荷物を現在の住居から運び出す作業時、トラックに積んで新居へ向かう移動中、新居へ荷物を入れる作業時などさまざまなシーンで起こり得ます。
転勤に伴う引越しで荷物が破損した場合、担当である人事・総務部側で対応が求められることもあるため、事前に対処法を把握しておかなければいけません。

今回は、従業員の転勤に伴う引越しで荷物の破損が起きた際の対処法や事前の対処法について紹介します。
担当である人事・総務部の方はぜひ参考にしてみてください。

荷物が破損した場合に適応できる保険とは?

引っ越しの際の保険には、引越し業者側が加入する「運送業者貨物賠償責任保険」と引越しを依頼する個人が加入する「引越し貨物運送保険」があります。

それぞれの補償内容は以下の通りです。

運送業者貨物賠償責任保険

運送業者貨物賠償責任保険とは、引越し業者が委託された荷物の破損や紛失が起きた場合、依頼主に対して負う賠償責任を補償するものであり、補償額の上限は1,000万円です。引越し業者のほとんどが加入していますが、中には加入していない引越し業者もいるため注意しましょう。

運送業者貨物賠償責任保険で補償の対象になるケースとならないケースはそれぞれ以下の通りです。

<補償対象になるケース>
・引っ越し荷物の積み込みや荷下ろし、輸送中、保管中に偶然起きた事故である
・引越しの依頼主が訴訟を起こした場合の訴訟・仲裁・調停費用

<補償対象にならないケース>
・引越しの依頼主が故意に起こした事故や破損
・引越し業者が故意に起こした事故や重大な過失がある
・依頼時点で既に荷物の破損や品質不良がある
・荷物の自然消滅や本質的な性質上の欠陥による損害
・地震や噴火、津波などの自然災害が続く間に生じた事故
・国家による戦争または軍事活動、テロ行為、ストライキ、暴動などが起きたことによる損害

また、以下のような荷物はそもそも補償の対象にはならないため、注意しましょう。

<補償されない荷物>
・宝石や宝飾品・貴金属など
・美術品や骨董品・書画など
・現金や金・銀・白銀などの地金・有価証券類
・設計図や模型・帳簿類
・法に触れるものや公序良俗に反するもの

引越荷物運送保険

引越荷物運送保険とは、引越しを依頼する依頼主が個人で保険会社と契約して加入できる保険のことであり、補償額の上限は1,000万円です。一般的に引越し業者のプランやパックに付帯されているため、引っ越しを依頼する際に1,000円~2,000円ほどの保険料を支払って加入します。

引越荷物運送保険で対象外となる荷物は以下の通りです。

<補償されない荷物>
・有価証券や現金、印紙、株券、債券、商品券など
・美術品や骨董品など
・貴金属や宝石類、金、銀など
・動植物やペット、植木鉢など
・爆発や発火の恐れがある危険物
・パソコンなどに入っているデータなど

補償の対象外となる荷物が不安な場合は、引越しをする従業員自ら運ぶこともおすすめします。

引越し時に荷物が破損した場合の対処法とは

怒られている作業員

万が一、従業員の引越し時に荷物が破損した場合、担当である人事・総務部の方が対応しなければいけないことがあります。

破損が発覚した段階によって以下のように対処法が異なります。

引越し作業中に荷物が破損した場合(現場の責任者に連絡)

引越しの作業中に荷物が破損した際、従業員から荷物の破損状況や分かる範囲で説明を受けた後は、現場の責任者に連絡して再度確認が必要です。

どのような状況で、どの程度の破損が生じたのかを確認します。

補償の対象になるケースの場合、順次引越し業者が案内してくれるため、引越し業者側でどのような対応をしてくれるのかを確認しておきましょう。

作業後に破損が発覚した場合(利用規約を確認して業者に連絡)

荷物の破損は作業中だけでなく、引越し作業が完了して引越し業者が引き上げた後に発覚することがあります。

既に引越し業者が帰ってしまっている場合は、すぐに引越し業者へ連絡が必要です。引越し業者へ連絡をする前に利用規約を確認しておくことで、よりスムーズに進めやすくなるでしょう。

引越し業者が応じてくれない場合

なかには、いつ破損し、本当に引越し業者が原因で荷物が破損したのか分からないケースがあります。そのため、引越し業者が非を認めずに対応してくれないこともあるでしょう。

そんな時は以下の機関に相談することをおすすめします。

・消費者センター
・国民生活センター
・全日本トラック協会
・国土交通省ホットライン
・弁護士無料相談

引越しの荷物破損トラブルを防止するための方法とは

引越しで荷物の破損が起こった場合に保険が適用されるとしても、できれば破損などのトラブル無くスムーズに引越しを完了させたいところです。

トラブルを防止する為には、以下のような方法で対策しましょう。

作業現場に立ち会う

引越しの作業日当日、依頼主が立ち会わなければいけないという義務は無く、都合が付かない場合は立ち合い無しでも作業は可能です。しかし、作業日の当日に立ち合いが無ければ、いつ荷物が破損したのかを証明できなくなってしまいます。

そのため、どうしてもやむ負えないという場合を除き、従業員に当日立ち会ってもらうようにしましょう。

利用規約を確認しておく

引越しの依頼をする際は必ず利用規約を渡され、トラブルが起こりそうなケースを想定していくつかの注意点がかかれています。

事前に利用規約を確認しておくことで、トラブルが起こった際にスムーズに対応でき、引越し業者にすぐさま確認できるようになるでしょう。

事前に荷物の状態を確認しておく

荷物の破損で1番トラブルになりやすいのが、いつ破損したのかが不明確なケースです。

荷物が破損をしていることが発覚しても、事前に破損していなかった確認をしておらず、証明できない場合は補償の対象から外れかねません。

そのため、事前に破損の可能性がある割れ物や精密機器だけでも確認しておくと良いでしょう。

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今回は、引越しの際に荷物が破損してしまうトラブルについて、補償の適応となる保険の種類やトラブルが起こった際の対処法について紹介しました。

引越しのプロである業者が対応していても、作業中に荷物が破損してしまうことがあり、トラブルに繋がってしまうケースも少なくありません。
荷物を破損させずに引越しを完了させる際や万が一の時に誠実な対応をしてもらいたい際は、引越し業者選びが重要です。

株式会社ビズリンクでは万が一のトラブルにも引越し業者との間に入り、従業員のサポートを行っており、事前に優良な引越し業者選びも行っています。
トラブルなく引越しを完了させたい場合は、お気軽にビズリンクまでご相談ください。

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