【お役立ち情報】引越しの退去時にチェックされやすい場所とハウスクリーニングの相場と注意点を解説します
転勤に伴う引越しの際は退去時のハウスクリーニングが必要となります。一般的には不動産会社が提携しているハウスクリーニング業者に依頼しますが、自ら依頼をすることも可能なのです。
本記事では、そもそも退去時にはなぜハウスクリーニングが必要なのかをはじめ、ハウスクリーニングを業者に依頼する際の注意点などについて詳しく解説していきます。
退去時にハウスクリーニングが必要な理由とは
退去して自身では住まない住居でも次に住む人のためにきれいに保たなければいけません。自身でハウスクリーニングを行わない場合、オーナーや不動産会社がハウスクリーニングの依頼し、その分の費用は退去人が支払っていた敷金から差し引かれます。しかし、あくまでオーナーや不動産会社が提携している業者へ依頼するため、ときには自身で依頼した方が安いという時もあるのです。
退去時に不動産会社から見られやすい場所とは
退去時には室内の傷や汚れなどを不動産会社が確認し、原状回復のための見積もりを取ります。その際に不動産会社がよく見る場所について紹介します。
壁(クロス)
主に壁紙の傷やへこみ、汚れなどを見られます。日常生活を送る中でモノをぶつけてしまったりよごれが付いてしまうことがあるでしょう。また、たばこを吸う方がいる場合はヤニによるシミができやすくなってしまいます。
壁の場合、傷やよごれが付いている際は部分的な修繕が可能ですが、場所や大きさによっては壁紙一面を張り替えなければいけなくなり、大きな費用がかかってしまうことがあるのです。
フローリング
フローリングは主に床の傷やへこみ、汚れを見られます。モノを落としてしまった際のへこみや傷、家具を引きづった際の擦り傷、長く利用することによるシミなどが付いてしまいます。
フローリングも壁と同様に部分的な修繕が可能ですが、傷や汚れの場所、大きさによってはフローリングを1枚丸ごと張り替えが必要になる可能性があるのです。
エアコン、照明、換気扇
エアコンや照明、換気扇においては自身で購入したものではなく、もともと室内に設置されていたものが多いでしょう。しかし、今まで利用していた分、自身でクリーニングを行わなければいけません。
エアコンや照明は長年利用することによる劣化や破損、故障が起こったり、換気扇においてはしつこい油汚れなども見られやすいポイントです。扱いを雑にせず正常に利用していたうえで故障した場合、不動産会社によっては費用がかからないケースもあります。しかし、費用が掛かってしまう可能性もあるので日頃から丁重に扱うべきでしょう。
また、換気扇においても油汚れを放置してしまうと汚れが落ちにくくなってしまうため、日頃からこまめに掃除をしておく必要があります。
水回り
水回りとは、主にキッチンや洗面台、トイレにお風呂など水を扱う場所のことです。特に見られやすいのはキッチンの油汚れやお風呂のカビや水垢などが挙げられます。
退去時のハウスクリーニングを依頼する際の費用の相場とは
ハウスクリーニングの費用は部屋の広さや依頼する場所や範囲の広さにもよって異なりますが、自身で業者に依頼する際の主な費用相場は以下の通りです。
<マンションの場合> |
費用相場 |
1R~1K |
約25,000~30,000円 |
1LDK~2LDK |
約40,000~70,000円 |
3LDK |
約70,000~100,000円 |
<戸建ての場合> |
費用相場 |
2LDK~3DK |
約60,000~120,000円 |
3LDK~4DK |
約73,000~140,000円 |
4LDK~5DK |
約85,000~170,000円 |
主な相場は上記となりますが、依頼する業者によって費用が前後するので事前に相場を把握しておきましょう。
退去時のハウスクリーニングを依頼する際の注意点とは
ハウスクリーニングを業者に依頼する際にはいくつか注意すべき点があり、主な注意点は以下のような点が挙げられます。
値段だけで選ぶのは危険
業者にハウスクリーニングを依頼する際の費用は安いに越したことはないでしょう。しかし、値段だけで業者を選択してしまうと作業が雑であったり、対応が悪かったりする場合もあるので注意しましょう。
依頼前に貸主や不動産会社に相談しておく
自身で住んでいた住居であっても、あくまでその物件を保有しているのはオーナーや不動産会社です。また、オーナーや不動産会社は退去する人が現れたときは提携しているハウスクリーニング業者への依頼を考えます。もし自身で依頼をすることを伝えておかなければオーナーや不動産会社が業者に依頼してしまい、ブッキングしてしまう可能性もあるのです。
作業当日までに空室状態にしておく
部屋の荷物が多いとハウスクリーニングの業者が作業をしにくくなったり、余分に時間がかかってしまったりする可能性があります。そのため、作業当日までに荷物を片付けておき、空き室状態にしておくといいでしょう。
敷金よりも金額が超えた場合は実費負担となる
ハウスクリーニングにかかった費用は入居時に支払った敷金から差し引くことができ、ハウスクリーニング代が敷金の金額内であれば費用はかかりません。しかし、あまりにも状態がひどく、ハウスクリーニングの金額が敷金の金額よりも上回ってしまった場合、差額分は実費となってしまうため注意しましょう。
退去時の不安はビズリンクで解決
今回は、物件を退居する際のハウスクリーニングについて費用の相場や注意点について解説してきました。ここまでで記述したように、引越しに伴って現在の住まいを退居する際のハウスクリーニングではいくつかの注意点があります。
なかには「どの業者にハウスクリーニングを依頼するべきかわからない」という方もいるでしょう。そんなときは、あらゆる引越しでも適切な業者選びやプランの提案を行う株式会社ビズリンクにお気軽にご相談ください。
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