【お役立ち情報】引っ越し作業の際に注意すべき壊れやすい物とトラブルが発生した時の対処方を解説します

引越しでは、普段はあまり使わない物や大切な物も含めてすべて運び出すことになります。
そういった物に関しては、やはり運び出す時にキズが付いたり、壊れたりしないか気になると思います。
また、実際に破損トラブルに遭遇してしまった場合、どうすれば良いかなど、その対処方はあまり知られていないのではないでしょうか。

そこで、引越しの時に大切なものを守るために、どのような物に注意が必要なのか、
実際に自分の物にトラブルが生じてしまった時はどのように対処すればいいのかを考えてみましょう。

壊れやすい物について

引越しの時に限らず壊れやすい物としてまず初めに、ガラスや陶器などの割れ物、パソコンなどの精密機器が挙げられます。
ガラスや陶器などの割れ物は、形状によっては特に注意が必要です。
どうしてもかさばることになりますが、一つ一つ丁寧に梱包することが大事でしょう。

割れ物は、一般的には新聞紙などの古紙で包みガムテープなどでしっかり留めると良いでしょう。
新聞紙などが無い場合には、雑貨店(100円均一)などに、いわゆるプチプチといった気泡緩衝材が売っているので
それを活用するといいかもしれません。

またこれらの梱包材は割れ物以外にも利用できます。
引越しの荷造りは、出来るだけまとめて、合理的に行いたい気持ちもあると思いますが、大切なものは個別に丁寧に梱包すると良いでしょう。

意外と壊れやすい物について

割れ物や精密機器などが壊れやすいのは、真っ先に思い浮かぶと思いますが、引越しの時意外にトラブルが多いものとして、書籍や書類が挙げられます。
これらの物には、運搬時に折り目がついてしまったり、汚れなども懸念されます。これらの物は大きさも様々で、荷造りの際にダンボールなどに適当に詰め込むと、
折り目やスレの原因となってしまうでしょう。

特に大切なものは個別に梱包することをお勧めします。
書類等に関しても大事なものは丁寧にファイリングするなど、対策を講じることをお勧めします。

業者へ相談

引越しの際には大切な物について、まずは自身で判断することが大事ですが、次に引越しを依頼する業者の方に相談してみましょう。
聞いてみることで、大事な物の梱包や運搬の手段の解決にも繋がりますし、事前に相談することで、より丁寧に運んでもらえます。

業者によっては、割れ物などを専用の梱包キットを用いて運んでくれる場合もあります。
料金が掛かる場合もあると思いますが、トラブルを未然に防ぐことができますので、そういったサービスが有るのかも含め、
依頼する業者に聞いてみるのが良いと思います。

破損トラブルに遭遇したら

事前に万全の対策を講じても、実際の引越し時には破損が生じてしまう可能性はどうしても存在します。
引越し後はまず、自分の荷物に運搬時のトラブルが生じてないか確認しましょう。

また、引越しの途中においても依頼した業者が運搬時にぶつける、落とすなどのトラブルが生じた場合は直ぐに確認しましょう。
業者側では、基本的に運送業者貨物賠償責任保険など対策を講じています。
向こうの落ち度でこちらの物が破損した場合はまず賠償してもらえるはずなので、トラブルの際には速やかに対処することが大事です。

実際に破損してしまった場合は、破損した物に応じて補償が行われます。
この時の注意点として、家具、家電などは減価償却によって価値が変動する可能性があります。
購入した古い家電などが運搬時に破損した場合、購入した時の価値ではなく、現在のその物に対する価値で保障が行われます。
特に購入や生産時から1年以上で購入価格が10万円以上の物は、経過年数で価値が大きく変わります。
そのためこれらの物、特に機能性を持つものは購入時の価格よりも低い価格で補償されるため、注意しましょう。

また、減価償却の査定は引越しを依頼した業者によって行われる場合がほとんどです。
トラブルを未然に防ぐためにも事前に確認しておくと良いかもしれません。

まとめ

・割れ物以外にも注意が必要
・不安であれば業者に相談
・破損した場合は保険が適用できる可能性がある
・減価償却の査定は事前に行っておく事をお勧めする

引越しの時の運搬時にはどうしても破損トラブルが生じてしまう可能性があります。
壊れやすいものとして、割れ物や精密機器が代表的ですが、書籍に汚れやスレ、折り目が付くなど意外と知られていない破損トラブルも存在します。
引越し業者は事前に破損を防ぐ方法や破損した際の補償などトラブルに備えているので、事前に確認しましょう。
実際にトラブルに遭遇してしまったら、すぐに対処することが大事です。