【お役立ち情報】新入社員の引越し手続きは何が必要?人事担当者と新入社員別に必要な手続きを解説
新入社員が入社する際は、人事担当や新入社員本人も手続きに追われてしまいます。社員配属手続きの中で、引越しの手続きは非常に重要です。
しかし慣れないと
「法人が行う必要がある引越しの手続きって何?」
「新入社員自身が必要な引越し手続きって何がある?」
といった疑問が出てくるのではないでしょうか。
そこで本記事では、新入社員に必要な引越し手続きを人事担当側・新入社員本人2つの視点で詳しく解説していきます。
この記事のポイントは以下の通りです。
・新入社員が引越し時に必要な手続き
・法人担当も新入社員も引越し手続きを進める上ではある程度準備が必要
今後新入社員が入社する予定がある場合や新たに会社に入社する予定がある方の参考になれば幸いです。
人事担当者が引越し時に必要な3つの手続き
新入社員の入社が決定したら、様々な手続きが必要になります。
人事担当者が引越し時に必要な手続きは以下の通りです。
- 引越し物件の選定
- 選定物件の支払い手続き
- 交通費の計算・支払い手続き
それでは解説していきます。
1.引越し物件の選定
まず新入社員が社宅を利用するにあたっては、まず引っ越す物件を選定する必要があります。
物件の選定は会社で定められている予算に合わせて、人事担当者と新入社員間でヒアリングを行いながら、物件を選定します。
また、物件選定に関しては、法人で定められている不動産会社を利用して、なるべく新入社員の希望を考慮した上で決定していきましょう。
定められている予算や会社の規定に関しては、法人によって異なるため人事担当者は過去の事例を確認しながら手続きを行うのがおすすめです。
2.選定物件の支払い手続き
人事担当と新入社員で入居物件の選定が完了したら、選定した物件の支払い手続きをする必要があります。
支払う必要のある費用は以下の通りです。
- 物件家賃
- 敷金・礼金
- 火災保険
- 鍵交換費
- クリーニング費用
選定した物件や時期によって異なりますが、平均として30万〜50万前後が発生費用となります。
発生費用の支払いは物件入居日までに行う必要があるため、不動産会社と事前に打ち合わせてして手続きを行うようにしましょう。
3.交通費の計算・支払い手続き
選定した物件の支払いが完了したら、物件から会社までの交通費の計算を行う必要があります。
物件から会社までの距離感を確認した上で、交通費の計算を行い必要な料金を支払いを行うことで引越しに関する手続きは完了です。
計算した交通費を会社で定められた日程に新入社員に支給を行います。
交通費に限度は設定されていますが、法人側はできるだけ交通費を抑える必要があるため、物件選定には制限があることを新入社員は認識しているとスムーズに手続きが完了します。
新入社員が引越し時に必要な3つの手続き
社員を採用した法人側も複数の手続きを行う必要がありますが、新入社員側も引越し時には手続きを行う必要があります。
新入社員が必要な手続きは以下の通りです。
- ライフラインの開通
- 家具家電の購入
- 転出届・転入届
それでは、解説していきます。
1.ライフラインの開通
法人担当者とヒアリングして決定した物件に入居が確定したら、選定物件のライフラインを開通する必要があります。
普通賃貸借物件は、通常ラフラインの開通が行われていないため、水道・電気・ガスを入居した当初から利用することができません。
そのため、ライフラインを開通する必要があるのですが、法人は手続きを基本行わないため、新入社員自身で手続きを行う必要があります。
ライフラインの開通自体は事前に連絡をしていれば、簡単に手続きを行うことが可能です。
2.家具家電の購入
ライフラインの開通が完了したら、生活する上で必要な家具家電を購入しておく必要があります。
ライフライン同様、入居したての物件には家具家電・電気・カーテンもついていません。
そのため、生活に必要な家具家電を事前に購入した後、引越し日当日に搬入するように手続きを行う必要があります。
全ての家具家電を揃えるためには、約40万〜70万前後が費用総額となっており、予め費用準備が必要です。
3.転出届・転入届
引越し後に生活に必要な準備が整った後は、転出届・転入届の提出を行う必要があります。
転出届とは、以前まで住んでいた住所から新しいに変更するために、これまで住んでいた市区町村に提出する必要がある書類です。
転出届を提出する際に必要な書類は以下の通りです。
- 印鑑
- 本人確認書類
また、転入届とは、引越し先の新しい市区町村に提出する必要のある書類です。
転入届を提出の際に必要な書類は以下の通りです。
- 印鑑
- 転出証明書
- 年金手帳
- 本人確認書類
しかし、転入届の提出は新居に住み始めてから必ず、14日以内に提出しなければいけません。
そのため、14日以内に転居届を提出しなければ、複雑な手続きが必要になるため、必ず提出するようにしましょう。
まとめ
以上、新入社員に必要な引越し手続きを人事担当側・新入社員本人2つの視点で詳しく解説していきました。
人事担当者も新入社員も引越し手続きを行う際は、ある程度事前に準備をしておく必要があります。
転居届のように書類の存在を知らなければ、より複雑な手続きを行う必要があることが存在しているため、事前に引越し時は何が必要なのかを確認しておくことでスムーズに手続きを行うことが可能です。
今後引越しの手続きを行う予定がある方は、今回紹介している方法を参考に手続きを行ってみてはいかがでしょうか。
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